新生児を卒業して首が座ると1番便利なのがボディ肌着、ロンパースやボディースーツともいいますよね。
特にユニクロのものはデザインもかわいらしくて、一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
保育園では、立っちでのおむつ替えやトイレトレの頃になると禁止されてしまうボディ肌着ですが
シュッと縦に伸びてくる年齢なので、横はまだまだ入るよ!という子も多いです。
なので股の部分だけカットしちゃいました!
今回は着心地が良くまだまだ使いたいユニクロのボディ肌着を
保育園でもOKなTシャツタイプの肌着にリメイクします。
肌着ですから、シャツはお腹にしまうものですから、とにかく簡単な時短リメイクでいきましょう。
ボディ肌着をリメイクするのに用意した材料
家庭科レベルで簡単リメイク服では
・おうちにある家庭用コンピューターミシン(手縫いのみのリメイクもあり)
・小学校の時に揃えた裁縫セット でできる
本当に着られる”家庭科レベル”のリメイク服の作り方や洋服のお直し方法をご紹介しています。
そのほかに3つのアイテムを用意しました。
今回はウーリーロックミシン糸も購入したので1200円くらいで用意できました。
私は長袖半袖合わせて8枚リメイクしたのですが、それぞれ1つずつの購入でも十分足りましたよ。
伸び止めテープ
その名の通り、生地が必要以上に伸びるのを防ぐアイテムです。
平織り、ハーフバイアス、バイアスの3種類ありますが
今回は伸ばして着るシャツなので、1番伸びるバイアスを使います。
ニット用ミシン糸
Tシャツのような伸びる素材にはニット用の伸縮性のあるミシン糸を使います。
レジロン糸という名前のものだけでも問題ありませんが
ウーリーロックミシン糸というものを下糸に使うと、より伸びやすくなります。
ニット用ミシン針
伸びるニット生地は細く柔らかい繊維が集まってできています。
普通地用のミシン針ではその繊維を切ってしまうのでニット用のミシン糸を使います。
目でも手で触れても分かりませんが、わずかに先の丸いミシン針なんです。
股部分のカットする位置を決める
サイドに合わせると短いので
今回は普段100サイズをきている年少さんの娘に着せる用に
一つ下の90サイズのボディ肌着をリメイクします。
肌着として着るには体操服や園服からはみ出さない程よいフィット感ですが
ボディ肌着はサイドが足に合わせて短くなっているので、こちらに合わせてカットすると少し短いですよね。
裾をズボンにインするには、ある程度の長さがないとすぐ出てきてしまいます。
そこでこの部分に不要となる股部分の生地を足して、ギリギリまで長さを確保することにしました。
前側に合わせて最大限長く取れる場所を探す
股の部分は前が短く、後ろが長くなっているので
前の部分で取れる最大値に合わせます。
まず前の股部分の先端と、サイドの上端のラインを合わせて半分に折ります。
今回縁をくるんでいる生地は解かずに切ってしまうので
メインの生地が見えている部分の先端を合わせましょう。
折って半分の位置が決まったら、線を引いておきます。
後ろにも同じ位置に線を引いておいてください。
伸びどめテープを貼って切る
いきなり伸びどめテープを貼って時短に
カットする前に先に伸びどめテープを貼ってしまいます。
切っている間に力が加わってよれてしまうことを防ぐ他に
カットする線を引く時間の節約にもなります。
まず前側の引いた線の上側に、そのままサイドのカーブに沿って貼っていきます。
バイアスの伸びどめテープは軽く引っ張りながら貼ると
簡単にカーブにそっと貼ることができます。
後ろに引いた線の上側を通って、ぐるっと一周カットするラインの内側に貼っていきましょう。
前側の下の半円にも縁にそって貼っていきます。
伸びどめテープに沿ってカット
ここまで貼れたら、今貼った伸びどめテープのすぐ脇を切っていきます。
縁の生地の下にハサミを潜らせるようにすると、ギリギリのところでカットできますよ。
後ろの股から半円を切り出す
前側の下の半円がカットできたら
その半円を後ろ側の股の余った部分にのせ、線を引きます。
ここまでと同じように線の内側に伸びどめテープを貼ってカットします。
これで肌着本体と半円のパーツ2枚が切り出せました。
この半円をサイドの足りない部分に縫い合わせていくのです。
半円を縫い付ける
まち針で仮止めする
縫い合わせる時は正面から見るのではなく
このようにサイドから見るように置くとわかりやすいです。
この半円の穴に作ったパーツをはめていきます。
肌着本体が上側に、半円パーツが下側になるように重ねます。
カーブの角度は完全には一致していませんが、少し伸ばしたり縮めたりして合わせてもOK。
始まりと終わりが合っていて程よくフィットしていれば大丈夫です。
伸びどめテープ同士が重なっていることを確認したら、まち針で仮止めしておきます。
ジグザグ縫いで端処理も同時に
仮止めに合わせてミシンで縫い合わせていきます。
今回は伸びどめテープの幅と同じくらいの幅のジグザグ縫いで縫い合わせます。
縫い合わせるのとそれぞれの端処理を同時に行うので、時短になりますね。
糸はニット用ミシン糸のレジロン糸を使います。
普通に脱ぎ着するには
上糸下糸共にレジロン糸、普通のジグザグ縫いでも問題なくお着替えできました。
でも泣いて暴れる娘をお着替えさせる時はちょっと突っ張った感じに…(笑)
心配な場合はもっと伸びやすくなる糸や縫い方がおすすめです。
伸びる生地がもっと伸びる?!糸と縫い方の組み合わせ
下をウーリーロックミシン糸にする
ふわっとした綿でできたような糸が特徴の、ロックミシン用の糸です。
糸通しがないと針に通すのは難しいのですが、下糸なら簡単です。
上糸はレジロン糸、下糸はウーリーロックミシン糸にすることで
レジロン糸だけのものと比べるとグンと伸びるようになります。
伸縮ジグザグ縫いにする
伸縮ジグザグ縫いはジグザグ縫いの一目を3目に分けたような
点線のような縫い目です。
ショーツのように特に伸ばして着用するものにも対応できます。
縁を縫う
縁は折らなくてOK
最後に下の裾部分を仕上げていきます。
お腹にしまう部分がゴワゴワするのが気になりますし、時短にもなるので
半円を縫い合わせた時と同じようにジグザグ縫いで処理をしました。
こちらもお好みでウーリーロックミシン糸を使ったり、伸縮ジグザグ縫いを使ったりしても問題ありません。
ぐるっと一周伸びどめテープと同じ幅で縫っていきましょう。
あえて目立つ色にしても
これを着る娘は年少さんで、ひとりでお着替えができるようになることが目標の子です。
服の前後がわからなかったり、なかなか裾が見つからなかったりすることもあります。
なので今回はあえて目立つ色の糸でジグザグ縫いをしました。
これならグシャっと脱いでしまっても簡単に裾を見つけることができました。
私は一周全て同じ糸で縫ってしまったのですが
後ろだけ違う糸にしたら前後もわかるようになるかなと思いました。
ジグザグ縫いはワンポイントとしても使うかわいい縫い目なので
あえて目立つ色にしてもいいかもしれませんね。
ボディ肌着を保育園でも着られる肌着にリメイク、まとめ
今回は、横幅はまだ入るユニクロのボディ肌着の股をカットして
Tシャツタイプの肌着にリメイクする方法をご紹介しました。
肌着なので特にキレイな端処理にはこだわらずに作ったのですが
意外とかわいいポイントになったのではないかと思います。
2枚3枚と進めていくうちにどんどんと早く作れるようになります。
私は最終的に1枚20分で完成させられるようになりました。
まだまだお着替えの多い年齢です。肌着は多いに越したことはありません。
着なくなったボディ肌着を有効活用してみてください。
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