手芸屋さんでよく目にするこの型紙、手に取りやすい値段で思わず作りたくなってしまいます。
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今回はこちらの
気軽に1着ずつ購入できる型紙、サンプランニングさん「フィットパターン・サン」の
『こども サマーワンピース(4769)』を作ってみました。
たっぷりと生地を使ったフリフリのワンピースはプリンセス好き女子に大人気!
こんな感じのフリフリスカートって
実はほとんど長方形の生地で構成されているので初心者向けなんです。
小中学校の家庭科レベルの私が実際に作ってみて、難しかったところもしっかりレビュー。
”かんたん3時間ソーイング”あながち間違いではないですよ。
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』特徴とサイズ
18パターンのサイズ展開
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』は、子供服でよくある
”90,95,100,110,120….”ではなく
横幅3段階、丈の長さ6段階をそれぞれ選択して、型紙をカットする仕組みになっています。
私も最初は商品の裏表紙の表を見てもよくわからなかったので、図で説明すると
こんな感じで印刷されている型紙から必要な線を選んで切り取るという仕組みになっているのです。
この『こども サマーワンピース』の場合
横幅がS,M,Lの3段階、丈の長さがSS,S,M,ML,LS,Lの6段階全部で18パターン用意されています。
身長の目安は88〜125cmなので、普段80〜120くらいを着ている子向けですが
それぞれのサイズが実寸で何cmなのかは商品の裏表紙に書かれています。
例えば
成長曲線ど真ん中の小学生、身長120cmで普段は120〜130を着ている長女なら、横幅L×丈の長さL
身長92cm体重12kg、服のサイズは95という、一学年下の平均サイズを生きる次女は幅M×丈の長さS
で作ってみたらちょうど良かったので参考にしてみてください。
伸びない生地を使って作る前提のワンピースなので
あらかじめ型紙には脱ぎ着に必要なゆとりが加えられています。
なので、純粋に今の体のサイズを測ってサイズ表に当てはめれば大丈夫です。
プリンセス好きなら着たくなるシルエット
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』は生地をたっぷり使った
プリンセス好き女子も大満足の可愛らしいワンピースです。
肩紐は背中のリボン結びで微調節でき
前側の胸元とも繋がっているので胸元がパカパカすることもなく安心ですね。
真夏に1枚でさらっと着ても良し、初夏や秋口には中にTシャツを重ねて着ても良しで、長く楽しめる1着が作れます。
スカートが3パターンから選べる
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』はスカートの部分に3パターンのアレンジが展開されています。
Aはウエストから下が1枚の大きな生地になっているシンプルなデザイン
Bは裾のレースを挟んでフリルをつけたスタイル
Cは3段ティアードになっていて一番ボリューミーなスカートが楽しめます。
大きな模様のある大胆な柄ならA、小花柄や無地などはCなど
好みや生地に合わせて自由に作れるのがお得ですね。
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』材料と道具
道具
家庭用コンピューターミシン
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』は、伸びない生地のみで作る服なので
家庭用コンピューターミシンだけで作ることができます。
直線縫いとジグザグ縫いが出来れば大丈夫です。
ミシン針も薄い生地なら#9薄地用、少し厚めの生地で作るなら#11普通地用の選択だけでOKです。
普通のアイロン
ひと工程ごとにアイロンをかけるのが、キレイに仕上げるコツです。
普段Yシャツのアイロン掛けに使っている普通のアイロンで問題ありません。
例えばスカートの筒を縫って、その次に上半身部分と繋げる工程の場合
筒の継ぎ目はこのように生地の元のクセが残って浮いている状態になっています。
上半身と綺麗に繋げるには
この部分も一直線の”面”として扱うことができるようにしておく必要があります。
服作りをする時はミシンとアイロンは並べておいておけるといいですね。
材料
家庭科レベルで簡単リメイク服では
・おうちにある家庭用コンピューターミシン(手縫いのみのリメイクもあり)
・小学校の時に揃えた裁縫セット でできる
本当に着られる”家庭科レベル”のリメイク服の作り方や洋服のお直し方法をご紹介しています。
レースを使うBパターン以外はこの基本のお裁縫セットだけで完成させることができます。
伸びない生地
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』のような夏ワンピースには
薄手のさらっとした生地がよく似合います。
生地の名前で言うと
ローン、ソフトブロード、サッカー、綿麻、先染etc….といったものがおすすめです。
私はこうした揺れやドレープを楽しむ服には
生地のマルイシさんの綿ポリハーフダンガリーをおすすめしています。
厚みや程よい透け感がこうした夏ワンピースにちょうど良く、初心者にも縫いやすいのが特徴です。
うちの娘たちは、お気に入りのワンピースは乾いたらすぐ着たがるので
アイロンなしでも着れちゃうところもおすすめです。
普通のミシン糸
ごくごく普通のミシン糸で問題ありません。
あえて全く違う色のミシン糸でステッチを見せてもかわいいですね。
2cm幅のレース(Bパターン使用の場合のみ)
スカート3パターンのうちBのスタイルにはレースを使います。
こんな感じの幅2cmで端処理をせずにそのまま使えるものを用意しましょう。
このような量り売りの場合、無駄なく必要な分だけ購入できますよ。
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』難しかったところ
見た目以上に生地を使う
特にスカートをパターンCで作る場合、他の2つと比べて50cmほど多く生地を使います。
「1mちょっと生地あるし作ろっかなぁ」と考えている場合は要注意です。
ギャザーが長くバランスが取れない
生地にギャザーを寄せる場合は仕上がり線より内側の縫い代にあらミシンをかけて
巾着袋を閉める要領でギャザーを寄せます。
ふわっとしたスカートになればなるほどこのギャザーをたくさん寄せることになります。
短い距離なら問題ありませんが、このスカートの場合ぐるっと一周長い距離でギャザーを寄せるので
全体にまんべんなくキレイにギャザーを寄せるのが難しかったです。
私の場合こんな感じでバランスをとりました。
①あらミシンをかけた糸の片側を結び、②その結び目に向かって必要量以上にギャザーを寄せます。
③最初の結び目から必要な長さを測って反対側にも結び目を作ります。
④必要な長さが固定されたので、ギャザーを戻しながらまんべんなく広げます。
この状態で上半身の生地になるべく細かくまち針で固定します。
各まち針の間のギャザーがよりすぎないようにしながら縫い付けていきます。
仕上がり線の端の方だけギャザーをアイロンで潰してしまうと、もっと縫いやすくなりますよ。
着る時の紐調節が子供には難しいかも・・・
制作工程ではありませんが、”一人で着られない”と言うのもちょっと大変なポイントかなぁと思います。
両肩の紐は1本の長い紐でできていて、前の胸元から肩を通り背中の真ん中で結んで調節します。
伸びる素材の生地ではないので脱ぎ着の度にリボンを解く必要があるのですが、
当然ながら背中の真ん中にある紐をリボン結びにするのは、子供には難しい作業です。
また、紐の両端には特にストッパーなどはついていないので
リボンを解いた状態で肩紐だけを持つと抜けてしまうこともあります。
紐の両端を結んだり何かストッパーになるものをつけたりなど、工夫してもいいかもしれませんね。
『こども サマーワンピース』は楽天市場で買うのがオススメ
サンプランニングさん、フィットパターン・サン『こども サマーワンピース(4769)』は
直販サイト、手芸屋さん、Amazon、楽天市場など様々なところで購入することができます。
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特に楽天市場ではポイント5倍の日など、ポイントアップのタイミングが分かりやすく
よりお得に購入したい方にオススメです。
1店舗で1000円以上のお買い物で、お買い物マラソンの対象にもなるので
例えば、こちらの記事でレビューしている型紙と一緒に購入すればクリアできちゃいます。
フィットパターン・サン『こども サマーワンピース』まとめ
今回はサンプランニングさんの「フィットパターン・サン」シリーズ
『こども サマーワンピース(4769)』を作ってみたレビューをお送りしました。
今回娘や姪っ子たちにリンクコーデをさせたくて
生地は一緒、型紙はバラバラでたくさんワンピースを作るためにこちらの型紙を使いました。
型紙や説明書の書き方はメーカーによってクセや特徴があるのですが、
1着作ってしまえば2着目からは簡単に読み解けるようになりますよ。
生地選びでガラッと印象が変わるワンピースです。
ぜひいろんな生地で作ってみてくださいね。
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