裁縫初心者です!
小学生でもできるような簡単な小物からチャレンジしたいけど
せっかくなら本当に日常使いできるといいな!
裁縫初心者さんには
手縫いだけで完成させられる”手作りキット”がおすすめです。
作り方(レシピ)が丁寧で、材料も全部入り!生地裁断済みのキットもあります。
小学生のお子さんなら、一緒に作るのもおすすめですよ。
というわけで、家庭科以来ひさびさのお裁縫…何から始めればいいの?
なんて初心者でも作れちゃう、簡単な手作りキットをご紹介します。
まだミシンを習っていない小学生でもできる、手縫いだけで完成させられるものを揃えました。(もちろんミシンでも作れます)
でも、いくら”裁縫初心者向けで簡単!”と言っても
本当に使えるアイテムじゃないともったいないし、あまり達成感を感じられないですよね?
この記事では、手縫いだけでも完成する!本当に使える実用小物が作れるキットや
裁断済み生地を縫い合わせていくだけ!手作りに見えない本格バッグなどのキットをご紹介します。
[簡単]手縫いOKのキット!裁縫初心者こそ毎日の実用アイテムを!
手縫いだけで完成!ちょっと使いに便利なマスクのキット
使う生地:ダブルラッセル生地
→スポーツシューズのサイドに使われているようなメッシュを重ねたクッション性のある生地。針の通りもよく縫いやすいです。
縫う長さ:だいたい100cmくらい
使う縫い方:なみ縫い
基本の裁縫道具以外に必要なもの:ゴム通し(安全ピンでも代用可)
コロナ禍を経験し、マスクがとても身近なアイテムとなりましたが
以前よりは外す機会も多くなってきたかと思います。
お店など室内に入る時の”ちょっと使い”には、こんな布マスクをカバンに入れておくと便利です。
セットに含まれる”ダブルラッセル生地”は比較的ほつれにくく、裁縫初心者にも扱いやすい素材です。
手縫いだけでも綺麗に仕上がるように縫い方のレシピも工夫されています。
このの大きさのアイテムなら縫う長さもそこまで長くはないですし、完成形が見えやすいので
裁縫初心者さんでも、途中で嫌になることもなく仕上げることができると思います。
大人サイズ、女性サイズ、お子様サイズの3サイズから1つ選んで作れます。
小学生でも自分ぴったりのサイズが選べますね。
たくさん作ってもOK!刺し子ふきんのキット
使う生地:綿100%生地
→サラシやてぬぐいのような生地。薄手で伸びないので針の動きが見えやすいです。
縫う長さ:だいたい500cmくらい(柄の細かさによって異なる)
使う縫い方:なみ縫い
基本の裁縫道具以外に必要なもの:なし(針もちょうど良いものが1本セットになっています)
”縫う”という動きに自信がないという裁縫初心者さんには
運針(針を動かす)練習がそのまま作品になる”刺し子ふきん”がおすすめです。
運針は小学生の家庭科の授業で最初に行う課題であることが多いです。
家庭科の授業が始まったばかりの5年生でもチャレンジできますよ。
刺し子とは東北地方伝統の日本版の刺繍のようなもので、生地を丈夫にする目的で使われてきました。
初心者向けのキットは縫うラインが直接生地に印刷されており、直接なぞるだけなので簡単です。
「一目の長さは何mmくらい?」なんてことも一目瞭然
ふきんくらいの大きさであれば終わりも見えやすいのでおすすめです。
ふきんは毎日洗濯するので何枚あってもOK!
裁縫初心者さんでも1枚作ると勝手がわかってくるかと思います。
同じものを何回も作ると、回数を重ねるごとに上達していくのが自分でもよくわかりますよ。
[裁断済み]可愛い生地を使うだけで”映える”!ランチョンマットのキット
使う生地:オックス生地
→少し厚みのある生地。裏地と合わせて縫うので少し力は必要ですが、手縫いできる範囲です。
縫う長さ:250cm前後
使う縫い方:なみ縫い、(最後の一部分のみ)まつり縫いorコの字閉じ
基本の裁縫道具以外に必要なもの:なし(目打ちがあると綺麗に仕上がります)
季節ごとにインテリアを変える、なんて丁寧な暮らしは難しいですが
クリスマスや誕生日など行事ごとの食卓を、ちょっと素敵に見せてくれるのがランチョンマットです。
サッと広げるだけで簡単に清潔なランチスペースを確保できるので
「忙しくて今日もデスクで惣菜パン…」なんて時にも便利です。
小学校の教材にも使われる裁縫初心者向けのキットです。
生地をカットした状態で送ってきてくれるので、届いたらただまっすぐ縫うだけ!
シンプルな長方形の布ではありますが
可愛い生地を使うだけで、ゆっくり丁寧に縫うだけで、簡単に”映える”アイテムに仕上がりますよ。
目に入るたびに”カワイイ”小さなアイテムなら初心者も簡単!
木枠もついてお得!あのリバティプリントのピンクッションのキット
使う生地:リバティプリント タナローン生地
→細い繊維で織られており、サラシなどと比べると密度が高い。太い針では針穴が目立ってしまうので、細めの針で縫うと良いです。
縫う長さ:だいたい40cmくらい
使う縫い方:なみ縫い(最後にぎゅっと引っ張って膨らみを作ります)
基本の裁縫道具以外に必要なもの:なし
リバティプリントの生地で、ナチュラルな木枠に収まる可愛いピンクッションが作れるキットです。
ピンクッションって簡単なように見えて、実は裁縫初心者さんには
あのちょうど良い膨らみを作るのに必要な生地や綿の分量を決めるのが難しいんです。
でもこのキットならぴったり綺麗に作れるレシピが使えますし、お高いリバティ生地が少し多めの分量で届くので嬉しいですね。
意外と簡単!初心者に見えないテトラポーチのキット
使う生地:薄手のコットン生地に接着芯を貼って使用
→アイロンを使って生地に接着芯を貼ってから作ります。生地が自立する張りが出る代わりに硬くなってしまうので、手縫いの場合はゆびぬきを使うことをおすすめします。
縫う長さ:だいたい150cmくらい
使う縫い方:なみ縫い、本返し縫い(縫い目が見えるところに使うとキレイ)
基本の裁縫道具以外に必要なもの:ゆびぬき
立体的で一体どんな難しい構造なのだろうと思うかもしれませんが
実はぺったんこのポーチと作り方は全く一緒!
片方の生地の合わせ方を90度変えているだけなんです。
裁縫初心者さんでも十分作れる構造です。
接着芯を貼って生地に厚みを持たせるので、手縫いでは硬く感じるかと思います。
ミシンが推奨されますが、工程や縫う長さから見ると手縫いでも十分対応できる量です。
手縫いの場合はしっかりした指貫(ゆびぬき)があると、きちんと力を入れて針を通すことができます。
アクセサリーなど細かいアイテムが増えてきた小学生にもおすすめです。
自慢したい!裁縫初心者でも頑張れる本格アイテムのキット
飴や絆創膏を入れてもOK。がま口が自分で作れるキット
使う生地:ジャバクロス65
→刺繍用の生地。綺麗にそろった縦糸と横糸で刺繍の目の数を数えるのに便利な生地です。厚みもハリもありますが、針通りは良い縫いやすい生地です。
縫う長さ:刺繍+50cmくらい
使う縫い方:本返し縫い(少ない目数で丈夫にしたい時に便利)
基本の裁縫道具以外に必要なもの:ペンチ、当て布(ペンチで金具が傷つくのを防ぎます)、目打ち、布用接着剤
コロンとしたがま口財布は
昔ながらのイメージから一転、再び注目されているアイテムですよね。
お財布としてだけでなく
飴やガムを入れたり、絆創膏やお薬などの衛生用品、メイク直しグッズを入れたりなど
ポーチの代わりにも幅広く使えます。
がま口パーツは手芸洋品店や通販で、比較的簡単に手に入れることができるので
このキットでがま口の付け方を覚えると
なかなか捨てられないあのお洋服をリメイク・・・なんてこともできちゃいます。
ペンチは100円ショップのものでも大丈夫です。
実は畳のヘリなんです!根気はいるけどネタになる上品フリルバッグのキット
使う生地:たたみテープ
→畳のヘリに使われているものと同じ素材で、よりおしゃれに仕上げたものがたたみテープです。丈夫で型崩れしにくいので少し力が入りますが、カバンの素材としてぴったりです。
縫う長さ:だいたい10mくらい
使う縫い方:なみ縫い、本返し縫い(少ない目数で丈夫にしたい時に便利)
基本の裁縫道具以外に必要なもの:ものさし(テープを一定の長さに切り分ける為)、ゆびぬき
畳のヘリに使われる畳縁(たたみべり)は丈夫で扱いやすく
最近ではカラフルなものも多いので、裁縫初心者向けの簡単な手芸素材としても人気です。
そんなたたみテープを繋げていくだけで、こんな上品なバッグができちゃいます。
もちろん細い幅の畳テープを横長のバッグにするので、根気がいる作業ですしミシンの方が楽です。
でも重ね方さえ気をつければ縫い方は直線縫いだけなので手縫いでも可能なんです。
年末年始などの長いお休みに挑戦してみてはいかがでしょうか?
華やかなシーンに合うイメージと、「実は畳のヘリなんです!」「実は自分で作ったんです!」
なんて会話のネタになる事のギャップが面白いなぁと思いました。
子どもに作りたい!初心者、手縫いでもOKな子ども用品のキット
[裁断済み]ベビー用品の定番!可愛くて実用的なスタイのキット
使う生地:ダブルガーゼ、パイル生地、ワッフル生地
→ベビー用品によく使われるダブルガーゼを表地に、裏にはタオル用のパイル生地やワッフル生地を使います。重ねる分針通りが悪くなりますが、手縫いでも対応できる範囲です。
縫う長さ:だいたい300cmくらい
使う縫い方:なみ縫い、本返し縫い(表から見える部分をミシン目のように見せたい時)
基本の裁縫道具以外に必要なもの:なし
ベビー用の手作りアイテムとして定番なのがよだれかけ、スタイです。
今まで手作りとは縁のなかった裁縫初心者のママさんでも「作ってみよう」と思えるアイテムですね。
最近はどんなにずれてもよだれをしっかりキャッチしてくれる、360度まぁるいスタイが人気です。
このキットは嬉しい”生地裁断済み”のキットで、初心者には???と頭にハテナがいっぱいになる
”型紙を生地に写して裁断”という作業を飛ばすことができます。
とっても簡単で実用的なスタイですが
コーディネートのアクセントとしてつけ襟のようにも使える便利なアイテムです。
[裁断済み]穴に糸を通すだけ!簡単レザー風ポシェットのキット
使う生地:PU素材(合皮)
→安価にレザー調のアイテムを作る時によく使われる素材。通常は皮用の針を使いますが、このキットに関しては針穴が開けられた状態で送られてくるので基本の裁縫道具で問題ありません。
縫う長さ:だいたい100cmくらい
使う縫い方:本返し縫い
基本の裁縫道具以外に必要なもの:なし
こちらはPU素材という合皮を使ったものになりますが、布のようにクシャッとならないので
ポシェット、ポーチという形状の作り方を理解するのにはちょうど良いキットだと思いました。
すでに糸を通す穴まで開いているので
順番通りに組み立てていくだけで裁縫初心者でも簡単にレザー風のポシェットに仕上がります。
普通の針と糸を使ったお裁縫は細かすぎる・・・という方におすすめです。
小学生の娘がひとりで公園や図書館に出かける際
GPSやハンカチ、図書館の利用者カードなどを入れるのにちょうど良いサイズでした。
紐の長さは結び目を作る位置で調節可能です。
[裁断済み]安全、自分でできる!子供用ネックウォーマーのキット
使う生地:コーデュロイ生地(表地)、マイクロフリース生地(裏地)
→両方とも厚みのある生地ですが、空気を含んで暖かさを出す生地の為、針通りは良い方です。
縫う長さ:だいたい250cmくらい
使う縫い方:なみ縫い、コの字閉じ(最後の一部分のみ)
基本の裁縫道具以外に必要なもの:なし
長いマフラーは引っかかって危なかったり、扱いが難しかったりするので
冬の小学生の通学にはネックウォーマーがおすすめ!
こちらのキットは、シンプルな長方形を作ってからボタンを取り付けるだけ
直線の並み縫いをするだけの、小学生の家庭科の教材としても使われる裁縫初心者向けのシンプルな作りです。
裁断済みの生地を縫い合わせるだけなので、手縫いだけでも仕上げることができちゃいます。
ボタンに見えて実はスナップボタン、というものを使っているので
普通の4つ穴の空いたボタンを縫い付ける時と同じ縫い方で取り付けができるのも魅力です。
子どもが留め外ししやすいのはもちろん、面倒なボタンホール作りもスキップできます。
裁縫初心者ひとりで作るのは不安・・・なら直接教えてもらおう!
ただキットを買っても説明書だけで本当に完成させられるかなぁ・・・
そんな時不安を抱く裁縫初心者さんには、初心者でも気軽に参加できるワークショップやオンラインレッスンがおすすめです。
ちょっと難しそうに見えるキットも、直接教えてもらいながらなら完成まで漕ぎ着けることができます!
日本最大級のまなびのマーケット「ストアカ」では、さまざまな分野の単発の習い事、ワークショップを検索できます。
2023年11月現在ストアカでは、裁縫カテゴリーだけで
対面講座263種類!オンライン講座101種類!のワークショップが登録されています。
対面の場合はほとんどの講座が
オンラインの場合でもキットの送付をしてくれる講座もあるので、手ぶらで参加できちゃいます。
1日だけの参加で作品が完成するものがほとんどなので、お休みに気軽に参加できますね。
録画視聴ではなく直接会話できるので
わからないところはすぐにプロに聞いて、必ず完成させられるのが魅力です。
まずはどんなものが作れるワークショップがあるのか、みてみましょう!
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